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セクハラについて
ここでは二次被害についてお話します。
性的なトラブルに遭遇したとき
悩んだあなたは、誰かに相談したことがあるかもしれません。
ですが、必ずしも良い結果が得られるとは限りません。
なぜなら、実は日本では多くの人が誤った認識でいることが少なくないからです。
性的な問題において「被害者の方にも責任がある」とされてしまいがちなのです。
- 男性社会では、ある程度起こって当たり前なので、女性は甘受すべきである。
- そのような危険から逃れるの女性の責任である。
例えばセクハラなら
「部長と一緒に酒飲むのに、寝ちゃうなんて危なくって当たり前やん」
「職場の雰囲気てもんがあるんやから、お前も合わせとかな」
「酒の場なんだし、しょうがないってことくらいわかるでしょ」
DVなら
「家でぐらい旦那の顔も立ててやれよ。」
「もっと女性らしく振舞えばいいんじゃないの?」
などなど。
なんでもそうですが、経緯はそれぞれあって、被害者にも要因があるのは事実です。
例えば、女性であることや、そこにいることなど・・・。
しかし、そんなものは原因や責任ではありません。
ただの事実です。
隙があろうがなかろうが、又は他の人がやっていようがいまいが、その場の空気がどうであろうが、やってはいけないことはやってはいけないのです。
そんな被害を受けているということを理解し、信じてください。
被害から自分を守る方法を取れなかったことは、今後に生かすことはあっても、責められるべきものではありません。
- 隙があったら、やってよい。
- 空気が許せば、やってよい。
- 男性だから、やってよい。
- 女性だから、やってはダメ。
- 女性だから、諦めろ。
- 女性だから、注意しろ。
こんなものは、本当は間違いです。
どうかご自分を信じてください。決してご自分を責めないで下さいね。
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大阪の司法書士 鈴木啓太
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