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労働事件の密室性
労働事件は、職場という密室で発生しています。
労働事件で必要となるのは、そんな密室での出来事を押さえた証拠です。
多くの場合、証拠として必要になるのが
まず就業規則など書類になっているもの。
しかし、書類だけが証拠とは限りません。
問題は書類になっていないものです。
口約束や口頭での理由の説明など。
これを立証することが極めて難しいのです。
証拠取り
ただ、労働事件の特異性に、具体的紛争状態に入る前に相手方と会う機会、会社内にある資料などを閲覧できることが必ずしも少なくないことが挙げられます。
辞めてしまう前に動き出せば、それなりの証拠が得られる可能性があります。辞めてからでも、なるだけ早いタイミングなら、証拠が得られるかもしれません。
紛争状態に入る前に必要なものは押さえておかなければなりません。
このことが、労働事件では本当に大事で、
本当に困ってからでは、手遅れになることが多いのです。
ですので、押さえるものはなにかについて、とにかく、いち早く考えて置かなければなりません。
ですので、とにかくまずは相談が必要なことが多いのが、労働事件の特色です。
さて、ご相談の多い、解雇にまつわる問題、イジメやセクハラ、残業代について見てみたいと思います。
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大阪の司法書士 鈴木啓太
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